2014年から、自宅の和室にてきものカルチャー研究所の認定教室をスタートしました。また、来訪着付けと出張着付けも行っています。
プロフィール
《講師名》 高須
《出身地》 愛知県岡崎市
《血液型》 A型
《性 格》 のんびりマイペース、前向き
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2001年10月
大手きもの学院分校にて、 初めて着付けの自装を習う
2010年2月
きものカルチャー研究所 入学
2011年12月
きものカルチャー研究所
きものコンサルタント・着付け講師一級 取得
2014年2月
きものカルチャー研究所認定教室として開校
2015年2月
きものカルチャー研究所
きものコーディネート・着こなし一級 取得
2017年
きものカルチャー研究所
花嫁衣裳の着付け 受講
2022年11月
きものカルチャー研究所
きものコーディネーター・着こなし講師一級 取得
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経歴
地元の岡崎市にあるホテルに就職し、婚礼・宴会の業務などの接客と、事務・予約業務まで経験。結婚後も1年半ほど続けたのち退職。入社から数えて6年余りの勤務。
その後、父がしていたインターネット関連の仕事を3年半ほど手伝う。
ふと 「着物を自分で着られるようになりたい!」と思い立ち、ある大手着物学院分校へ着付けの自装を3カ月間習いに行く。(場所は先生のご自宅にてマンツーマンレッスン)
父の仕事の手伝いを終え、「着物が着たい」という思いから呉服店に勤務。 (仕事は主に事務処理と販売補助)出産を機に2年程で退職。
子育てに専念。二人の子供を出産。
着付けのことをあらためて勉強して身につけたい…と思い、習うところを探していたところ、染匠を知る。育児と並行して、きものカルチャー研究所eコースにてあらためて初等科からお勉強を始める。
2014年3月、認定教室として開校。ホームページを開設。着付けの受注を開始。
きものを自分で着ること
着物は、自分で着るととても楽しいものです。
基礎をしっかりと学べば、どなたでも着られます。
着物がタンスにあるという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
洋服を選ぶ感覚と同じように、着物も自分で選んで、準備をして、着付けて、手入れをして…と、着物を怖がらずに積極的に扱っていけたらいいですよね。
きものは、自分自身をを外見的にも精神的にも高めてくれます。
そして、それを見た周りの人にも幸せを与えることのできる、すばらしい伝統衣装だと思います。
きものを人に着せること
他装(人に着せる)の基本は、自装(自分で着る)にあります。(by 染匠)
ですが、着せ方は自分で着ることとは、違う側面もあります。
プロを目指して、着付けを学ぶ場合は、終わりなき勉強が必要です。
そして、成長し続けなければいけません。
自己投資していけるかどうか、それを楽しんでいけるかどうか、ではないでしょうか。
仕事として着付けをする場合、お客様の大切な日に、裏方として尽くします。
きれいに着付けることだけが大事でしょうか。同じくらい大事なのが着心地の良さです。それは、その後のご依頼にも大きく影響します。
自装の感覚を忘れないようにすることで、人への着付けにも配慮することができると思います。着物類の扱いや、対応のひとつひとつにも気を配ることの必要な、接客業です 。
いっぽうで、「人への着せ方を学ぶのは、プロになりたい人がやること」というイメージがあるかもしれません。
ですが、『娘に着せてあげたい』『知り合いや家族に着せてあげたい』というかたにも、学ぶ価値は十分にありますし、この技術の需要はあると思います。
誰にでも出来ることではないですから、まわりからきっと、お声がかかることでしょう。
着付けは、年齢や学歴を問わず、いつからでも身につけることができます。
やる気次第では、どれだけでも高めていけます。
何も持っていなかった私は、着付けを学ぶことで仕事につながりました。
今後もこの技術を磨いていきたいと思います。
きもののお店でお世話になりました@
呉服屋さんでパートで働いていたとき、いつもではなかったですが、時々、きものを着てお店に出ていました。
お店には、いつも着物を着ているベテランの女性のかたがみえました。
自分の親の年齢以上、年のはなれたかたで、顔なじみのお客様もたくさんおられました。
お客様との会話も、ユーモアたっぷりでとても自然でした。
当時そのかたに、コーディネートや着方のアドバイスなどしていただいていたのを覚えています。
「このきものの時は、こういう帯締めはあまり合わないね」
「(きものの広衿を)もう少し折るといいね」という風に。
とりあえずは自分で着られる、という状態だった私には知らないことも多く、いろいろと勉強になったなと思っています。
とにかく、朝、家できものを着て出ていく!ということで精一杯でしたが、そうしているうちにだんだんと慣れていったような気がします。
そして、そのベテランのかたに、「きれいに着てるね」と言われた時、とてもうれしかったのを覚えています。それほどのかたにほめていただけた、ということがどれほどの自信になったことでしょうか。
「認められる」ってうれしいものです。
そして「人を認める」って大事なことです。
きもののお店でお世話になりましたA
お店には、いつも着物を着ているベテランの女性のかたがみえました。
年齢は、自分の親よりも上の、大ベテランです。
洋服姿は、一度も拝見したことはないというほどお店では必ずきものでした。
夏のゆかたの時期、私が本の帯結びを見よう見まねで結んでお店に出ていた時のことです。
ベテランの女性のかたに「その結びはどうやっているの?教えて?」と言われました。
私は少しびっくりしながらも、店の奥で、自分の帯を軽くほどいて説明をしました。
何がすごいって…!
そんなベテランになられているかたが、こんな小娘のしている帯結びに興味をもって、しかも教えてと聞けますか?(当時、私は20代後半)
なかなかできませんよね!そういうことができる人って、すごいなと思います。
そして後日、ベテランの女性のかたは、その帯結びをしてお店に出られたのです。
背中で結んだ帯結びを、私に見せながら「どう?」と聞いてきてくれたのです。
なかなかできませんよね。
まさかそれを結んでこられて、見せてもらえるとは思ってなかったので、またまたびっくりしました。私なんかがジャッジできるものではないのですが、「とてもいいです!」とだけ言わせていただきました。もちろん、きれいに結んでいらっしゃいました。
ほんとに、きものが好きなかたなんだと思いました。
そんなことを思い出していると、なんだか懐かしいです。